転機となったビッグプロジェクト
若手が活躍する環境をつくっていきたい

転機となったビッグプロジェクト 若手が活躍する環境をつくっていきたい

電設工事

梅村 勇作Yusaku Umemura

電力中部本店 三河営業所
工事長
2002年入社/中部大学工学部卒

Q.現在どのような仕事をしていますか?

西尾市にある製造業の工場の新築工事で現場代理人を担当しています。工事の全体を把握した上で、電設工事の工程管理や、一緒に現場を担当している部下への指示、お客様との打ち合わせを経て施工図の作成、さらに協力会社の選定や調整を行っています。自分が手を動かすこともありますが、それよりも、現場がスムーズに動くためのマネージメント業務のほうが多いと思います。

インタビュー写真

Q.一日の仕事の流れを教えてください。

今の現場は8時から朝礼をし、作業員に危険ポイントの伝達をした後に現場を巡回します。事務所に戻ってからは施工図資料や工程表などの作成や打ち合わせをすることが多いですね。午後になると、他の工事担当者との打ち合わせ会議に出席、その内容を作業員に伝達します。後は終業まで、残る資料の作成や現場巡回を繰り返します。日によっては、メーカーとの打ち合わせなどで外に出かけることもあります。

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Q.携わっている事業と、川北電気工業の他の事業との違いはどんなところですか?

電力工事部門、モートルメンテナンス部門との違いとして、現場の幅の広さが挙げられます。私が所属する電設工事部門は、工場もあれば、役所の建物、事務所、高層ビル、ショッピングセンターなどもあります。毎回異なる建物の施工に携わるのは、この事業ならではといえるでしょう。

Q.この仕事のやりがいや面白み、難しいと感じる点はどんなところですか?また、長く勤めることでその考えに変化は現れていますか?

苦労して工事した建物が完成し、照明がつく瞬間は、何年経っても感動します。また竣工後にお客様からアンケートをいただくのですが、そこに「梅村さんとまた一緒に仕事がしたい」などのメッセージをいただくとやりがいを感じますね。一方で、ほぼ毎回異なる場所で仕事をするため、お客様の要望もさまざま。施工図の段階でいかに完成形のイメージをつかんでいただき、施工に反映していくかがポイントになります。20代前半までは先輩や上司が現場にいて、その指示のもと仕事をしていますが、今は現場代理人として自分の判断のもと仕事を進めるため、乗り越える困難は多いですが、やりがいはそれ以上です。

Q.これまでを振り返り、心に残っている仕事でのエピソードを教えてください。

特に心に残っているのは、名古屋市科学館の建設に携わったときです。電気工事のJV(共同事業体)の所長、監理技術者、現場代理人を担いました。他の建築や設備担当の監理技術者、現場代理人はベテランの方ばかり。一緒に携わった電気の担当者と綿密に打ち合わせを重ね、時には朝から晩まで打ち合わせをすることも。こうして完成したプラネタリウムはギネスブックにも登録され、記憶に残る仕事となりました。

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Q.川北電気工業の良さ、数ある会社から川北電気工業を選んだ理由を教えてください。

まず挙げられるのが、自己資本比率の高さからくる安定・安心感。そして東海三県では電気工事に関して上位に来る優良企業だという点。それに加え、地図に残る仕事ができるというのは、私にとって大きな魅力でした。

Q.若手社員にはどのように仕事を教えていますか?指導にあたり特に意識していること、若手社員に期待していることを教えてください。

より大きな仕事を動かすためには、自分の力だけでは限界があります。周りと綿密にコミュニケーションを取って信頼関係を築くこと、さまざまな人がスムーズに動けるよう先を見て準備しておくことがとても大切。後輩には地図やカタチに残る仕事ができるやりがいとともに、そういった仕事のコツも伝えていけたらと思います。

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Q.今後、仕事においてどのような未来像を描いていますか?

後輩や部下が増えた今、彼らが活躍するためのフィールドを進んで作らなければと思っています。自分の夢は、歴史に刻まれるような建物にもう一度関わること。誰でも知っているような有名な現場、ギネスブックに載るような現場で指揮をとりたいですね。

※所属、役職、業務内容は取材時点の内容です。

キャリアパス
2002年4月 入社
先輩社員の手伝いをしながら現場に慣れる
2002年9月 第二種電気工事士 取得
2005年4月 1級電気工事施工管理技士 取得
工事副主任
株式会社豊田自動織機 長草工場構内工事の現場に携わり、初めて先輩社員がいない状況で現場を任される。
客先と打合せをして見積もりができるようになる。
2007年4月 工事主任
石ヶ瀬小学校増改築工事に携わりゼネコン下の小さな現場を一人で施工管理できるようになる
建築現場での工程管理ができるようになる。
2008年2月 第一種電気工事士 取得
2008年4月 工事主任
名古屋市科学館 理工館・天文館改築工事の現場に携わり3社JVの所長を任される。
初めて部下をもらって現場を収めることができるようになる。
2011年4月 工事副長
イビデン㈱大垣中央事業場 新築工事の現場に携わり工場の突貫工事を経験
突貫工事でも工程管理ができるようになる。
2014年4月 工事課長代理
キャッチネットワーク㈱新社屋新築工事の現場に携わり高圧2受電の現場を経験する。
高圧切替の作業手順書が作成できるようになる。
2018年4月 工事長(現在)
自動車部品工場新築工事の現場に携わり短工期の大型現場を経験する。
短工期の大型現場を納めることができるようになる。
電設工事について
求める人物像

その他の先輩社員たち

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【電設工事部門】若手 石黒浩剛
【電設工事部門】ベテラン 梅村勇作
【電力工事部門】若手 小林亮介
【電力工事部門】ベテラン 近藤敦仁
【モートルメンテナンス部門】若手 増田知記
【モートルメンテナンス部門】ベテラン 岡本成正
総合職(設計)伊藤綾乃
一般職(総務)滝怜那
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