経験を積み電動機のドクターに
「心」の部分も後輩へつないでいく

経験を積み電動機のドクターに 「心」の部分も後輩へつないでいく

モートルメンテナンス

岡本 成正Narimasa Okamoto

モートルメンテナンス事業部
名古屋工場 作業部品質保証課 主任
2008年入社/名古屋工業高等学校卒

Q.現在どのような仕事をしていますか?

故障した電動機の修理や、予防保全のため、定期的な整備をしています。車でいうと、車検のようなものです。私はその中で、品質管理および試験業務に携わっています。中部地方はものづくりが盛んであり、製造現場で電気を動力に変えるために、電動機は必要不可欠です。そういう意味では、当事業部も中部地方の産業を支えているといっても過言ではありませんし、品質管理という“最後の砦”に携わる自分としても気が引き締まります。

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Q.一日の仕事の流れを教えてください。

修理または整備が完了した電動機を、名古屋南工場の試験設備を使って実際に運転して、異常がないか試験確認をしています。また、お客様の工場に赴き、電動機の点検やコイルの絶縁診断なども行っています。

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Q.携わっている事業と、川北電気工業の他の事業との違いはどんなところですか?

電設工事部門と電力工事部門が「電気を安全に送り届ける」仕事だとすると、モートルメンテナンス部門は、他の事業が通してくれた電力・電気を活用しながら、「工場の動力として安心して使用してもらえるようにする」仕事だと思います。

Q.この仕事のやりがいや面白み、難しいと感じる点はどんなところですか?また、長く勤めることでその考えに変化は現れていますか?

川北電気工業で取扱う電動機は日本製だけでなく、海外製などさまざまなメーカーのものがあります。そのため、電動機ごとに最適な方法を選び作業を進めていくことになります。最初は覚えることが多くありますが、経験を積み、知識を高めていくと新しい発見・方法などが見えてきて、パズルがはまっていくようでとても面白いです。

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Q.川北電気工業の良さ、数ある会社から川北電気工業を選んだ理由を教えてください。

多種多様の電動機を長年にわたり整備してきたことから、社内に豊富な知識と経験があり、古い電動機から最新の電動機の整備を通してさまざまな技術が学べます。私が入社前に工場見学に行ったときに、当時の社員が「私たちは電動機のドクターなんです」と言っていたことを覚えています。格好良かったですね。

Q.若手社員にはどのように仕事を教えていますか?指導にあたり特に意識していること、若手社員に期待していることを教えてください。

作業内容の説明から始まり、次に自分がお手本として実演し、その後若手社員にやらせるようにしています。可能であれば悪い例、失敗例も説明とともに実演するようにしていますね。また、後輩の作業をよく見て、良い点を見つけて誉めるように心がけています。先輩たちの仕事に対する姿を見て学び、社会人として立派に成長していけるように、後輩たちと共に頑張っていきたいです。

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Q.今後、仕事においてどのような未来像を描いていますか?

さまざまなスキルや知識を身につけ、お客様や後輩からの質問にすばやく答えられる「電動機のドクター」になりたいです。また、技術を継承していくのとともに、先輩と後輩の壁がなく、アットホームな川北電気工業の社風もつないでいきたいですね。

※所属、役職、業務内容は取材時点の内容です。

キャリアパス
入社前の
資格取得
第二種電気工事士
危険物取扱者乙種第1類~第6類
2008年4月 入社
電動機整備の流れを見て覚える。(分解、点検、各部測定、判定、部品清掃、組立、外観塗装)
・電気取扱い業務特別教育(低圧)
・床上式操作式クレーン技能講習
・玉掛け技能講習
・ガス溶接技能講習
他、各種教育・講習を受講
2013年4月 作業部作業課 副主任
サブリーダーとしての工場内、現地作業における上長サポートができるようになる。
(中型運転免許取得、高圧・特別高圧電気取扱い、安全衛生責任者、職長教育、粉じん作業特別教育、アーク溶接技能講習、他、各種教育・講習を受講。)
2017年4月 作業部品質保証課 主任
取引先のご担当者様との対応、エ場内、現地作業における部下の指導、現地での点検·調査・内容報告ができるようになる。
モートルメンテナンスについて
求める人物像

その他の先輩社員たち

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【電設工事部門】若手 石黒浩剛
【電設工事部門】ベテラン 梅村勇作
【電力工事部門】若手 小林亮介
【電力工事部門】ベテラン 近藤敦仁
【モートルメンテナンス部門】若手 増田知記
【モートルメンテナンス部門】ベテラン 岡本成正
総合職(設計)伊藤綾乃
一般職(総務)滝怜那
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