電気というライフラインを支える誇り
会話を通じて先輩の経験が自分のものに

電気というライフラインを支える誇り 会話を通じて先輩の経験が自分のものに

電力工事

小林 亮介Ryosuke Kobayashi

電力中部本店 電力工事部
工事副主任
2015年入社/中部大学工学部卒

Q.現在どのような仕事をしていますか?

発電所や変電所から電気を送るために、鉄塔が建てられ、その間は電線で結ばれています。私の所属する電力部では、主に電力会社様から依頼を受け、鉄塔や電線の新設や修理、解体などを行っています。今は田原市の鉄塔で、劣化した電線を張り替える工事に着手しています。

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Q.一日の仕事の流れを教えてください。

事務所での朝礼から始まり、その日の作業の概要と危険ポイントを共有する打ち合わせをします。その後、現場へ行き作業を実施。作業内容は、関わる工事や工程で異なり、鉄塔に登ることもあります。現場作業が終わったら事務所へ戻り、明日の準備や日報をまとめ一日を終えます。今は現場が半分、事務所が半分といったバランスですね。

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Q.この仕事のやりがいや面白み、難しいと感じる点はどんなところですか?

鉄塔が建つ場所は、まさに“山あり谷あり”。入社4年目ですでに10件ほどの現場に携わりましたが、一つとして同じ場所はありませんでした。そのため、経験を積みながら、周りと相談を重ねて慎重に進める必要性を感じています。とても難しい仕事ですが、それがやりがいにもなっています。ちなみに、鉄塔の上から眺める景色は最高ですよ!

Q.現在に至るまで、仕事内容や任される範囲 、責任など、どのように変わってきましたか?

最初は先輩社員について仕事の流れを覚えることから。2年目ぐらいから少しずつ仕事を任せていただけるようになり、今は任せてもらえる範囲が広がってきました。現場責任者と、後輩や作業員との間に入って、よりスムーズに仕事が進められるような調整役の仕事も担っています。

Q.これまでを振り返り、心に残っている仕事でのエピソードを教えてください。

送電線の仕事をしていますので、基本的に外での作業になります。そのため、暑い日、寒い日、風が強い日、雨の日、雪の日でも仕事をすることがあります。そんな姿を地域の方が見てくださっていることがあり、「ありがとう」や「頑張ってください」などの温かい言葉や差し入れをいただくと、あらためてライフラインを支えているこの仕事に誇り持ちますね。

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Q.川北電気工業の良さ、数ある会社から川北電気工業を選んだ理由を教えてください。

約80年の歴史ある会社であり、無借金経営であることにひかれて入社しました。入社してみて感じたことは、先輩社員は面倒見が良い方ばかりで、アットホームな雰囲気に満ちていること。若い社員の意見を聞き入れてくれる環境で、とても過ごしやすく思っています。

Q.先輩社員とはどのような関係を築いていますか?仕事で心に残っている先輩からの言葉はありますか?

思い出されるのが入社1年目。先輩とともに電線を張る際にちょっとしたズレに気づいたことがあります。まだ経験に乏しかったので判断に迷ったのですが、思い切って先輩に伝えたところ、自分の意見が採用され作業が安全に進みました。これも、普段から先輩と話しやすい環境があったからこそだと思います。

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Q.今後、どのようなことに挑戦していきたいと考えていますか?また、人生における夢もお聞かせください。

少しずつ、自分が関わった鉄塔が増えていき、時々ドライブをしながら、「あの鉄塔、自分が施工したな」と思い返すことがあります。これからも多くの現場に携わり、懐かしさを感じながら観光したいですね。また、今は自分にも後輩がいますが、背中で教えるのではなく、積極的に交流し、ともに経験を積めればと思います。

※所属、役職、業務内容は取材時点の内容です。

電力工事について
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